変わりものたち

  変わりものたち


レインボー糸
アルミカラー糸
グラデーション糸

レインボー糸(CD1) 
(フジックス製)
色の移ろいが面白い+特徴的なレインボー糸です。
縫いのスタート点の色を「合わせる」ことはできませんから、
必然的に同柄を縫っても、色あいに個体差が生ずるものとなります。
また縫いの途中で糸切れも自然発生しますので、ムラも多少発生します。
メリット デメリット
単ベタの埋め縫いでも「模様」「変化」を生み出せる短いステッチ長で色あいが変わっていきますから、
複数文字の刺繍には適さない
一文字(太目)の文字などでも
変わった質感・デザイン性を生み出せる
細番手(細い糸)も存在しない為、
細い線も不向き

試作画像

同一柄・上下並べ比較
<サテン縫い>

グラデーションの模様に少し違い(個体差)が出ます
タタミ縫い+外周フチ掛け
<タタミ縫い&サテン縫い>

ベタ縫いのステッチ角度は水平180度設定


アルミカラー糸
(フジックス製)
MA1~MA11の色展開
金銀糸に色を付けた、アルミカラー糸です。
綺麗な色合いがいい感じです。
メリットデメリット

金銀糸のようなメタリックさ・華やかさは
欲しいけれど、かわいらしさをプラスしたい。
和テイストにしてみたい(MA8)などに
ピッタリです
メートル当たりの糸の資材費が高い
糸コストとしては通常の2倍となります。
また巻きが短いので、
大きな面積の埋め縫いには使用できない。
(縫ってる途中で糸がなくなるからです)
ネーム刺繍やワンポイントロゴに適した糸です

試作画像

 文字刺繍(14×60mm)
使用糸は画像上から、
MA-8
MA-6
MA-9
アルミとレーヨンのコンビ(23×100mm)
文字部分は通常のレーヨン糸。
音符部分はアルミカラー。
こあくまで主張は文字であって、音符はアクセントの役割。
使用面積が少ないので単価影響も受けにくいです


グラデーション糸 
(パールヨット製)
こちら一式の色展開
色の移ろいが面白い+特徴的なグラデーション糸です。
レインボー糸と同じ特徴を持つ糸ですが、色あいや変化具合などが優しい・緩やかなカラーが多いです。
メリットデメリット
単ベタの埋め縫いでも「模様」「変化」を生み出せる短いステッチ長で色あいが変わっていきますから、
複数文字の刺繍には適さない
一文字(太目)の文字などでも
変わった質感・デザイン性を生み出せる
細番手(細い糸)も存在しない為、
細い線も不向き

試作画像

「ベタ縫い」と
「サテン縫いによるフチ」との比較(45×47mm)

使用糸は「1296」

サイズや形状によって出方が当然違いますが、
特徴の違いを掴みやすい画像とは思います。
文字刺繍
arcana(12×77mm)
使用糸:1297
cathedral(15×98mm)
使用糸:1285
見た目は良いのですが、
やはり少し読みにくい。(特に淡色)

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